清く明るく元気よく やりぬくこどもを育てます
認定こども園わかば幼稚園は、
幼保連携型認定こども園教育・保育要領、保育所保育指針、幼稚園教育要領に沿って、
教育・保育を行ってまいります。
一人ひとりの個性を理解して、それぞれのペースでじっくりと伸ばすために五つの目標を掲げ、
認知的スキル(あたま) 運動スキル(からだ) 社会情動的スキル(こころ)を育みます。
認知的スキル | (例)文字・数・思考 |
運動スキル | (例)体力・運動能力 |
社会情動的スキル | (例)好奇心、協調性、がんばる力 |
歌、かず・ことばのぺたぺたシールあそび、立腰
こどもたちの歌声を保育教諭たちが常に明るい笑顔で「よくできたね」や「すごいね」と励ますと、ピカピカ笑顔を見せるようになっていきます。自然と自信がついて毎日歌うことが楽しくなり、挨拶がきちんとできる、ごはんをたくさん食べる元気な子どもになるよう目指します。
また、何度でも貼って剥がせる「かず・ことばのぺたぺたシ-ルあそび」で、子どもたちの好奇心や探求心を駆り立て、遊びながら楽しく思考力を深め集中力を養います。
活動の前には立腰を習慣にして、自然と美しい姿勢が身に付くように指導します。
リトミック、マーチングバンド、オペレッタ
マーチングバンドやオペレッタなどを通してチャレンジする気持ち、積極性を身につけさせます。最初は「むずかしそう」と感じる子も、おにいさんやおねえさんの姿にあこがれて「やってみよう」と思うようになります。
又、リトミックは、リトミックに特化した専門の講師の方へお願いしています。音楽を聞いた瞬間の即時反応を繰り返すことにより集中力、判断力、コントロ-ルする力、考える力、創造力、表現力、コミュニケ-ション力、人間関係の育ち等々全身で楽しく学んでいきます。
習字あそび、英語あそび、食育
季節ごとの様々な行事や習字あそびなどから日本文化に親しみを持たせます。また、学園創立当初から地域の行事に積極的に参加したりして社会性を養っています。外国人英会話教師による英語授業、「世界の給食」などで国際感覚も養います。食育を意識したクッキングも積極的に行っています。
異年齢交流、地域交流、動植物の世話、絵本
乳児クラスの小さなお友だちとの異年齢交流から優しさを、消防祭りや商店街ハロウィンなどの地域との交流から働く人たちや目上の人を敬う気持ちを育みます。菜園の野菜栽培、小さな生き物のお世話などから生物に親しみを持ったり、命の大切さを学んだりして、友だちもお家の人もそして自分自身も大切にする心を培います。また、保育教諭が毎日大切に読みきかせる絵本・紙芝居は、心・ことばをやさしく豊かに育み、道徳性・規範意識の芽生えを培います。毎日のサ-クルタイムでは、伝えたい気持ちを、ことばで伝える力として育んでいきます。互いの発言を聴く力、尊重することの大切さ、思いやりも学びます。
運動あそび、自然あふれる戸外あそび、アート活動
「きのいい羊達」の講師を招いた楽しい運動あそび教室を取り入れています。また日常でも園庭の美しい芝生の上で夢中になって鬼ごっこや、かけっこ、毎朝のサ-キット遊びなど、息を弾ませて楽しく体を動かして遊びます。二ヶ所あるフカフカの砂場遊びや泥んこ遊び、お花を使って色水遊び。クヌギ、コナラでカブトムシ、みかんやレモンの木で蝶のたまご探し、子ども達は飼育ケ-スを持って園庭を走り回ります。藤やモッコウバラ、キ-ウイ-やムベ、ユスラウメ等々、たわわに実ると夢中で収穫して、思い思いの遊びに使います。自然や生命に触れ、五感で感じ取る感性を育み、自分の体で感じた様々なことを友達や保育教諭と分かち合い、試行錯誤を経て表現する喜びや意欲を高め、豊かな情操を育みます。子どもたちの大好きな造形活動は静岡大学芳賀正之教授にもご指導頂いています。
ジャン・ピアジェは、スイスの心理学者。20世紀において最も影響力の大きかった人物の一人です。
ピアジェが登場するまでは「幼児に知能なんてない」と考えられ、学習は小学校からと考えられていました。しかしピアジェは「生まれた瞬間から学習が始まる」ことを提唱し、20世紀の教育に多大な影響を与えました。
ピアジェは「知能の発達に応じた幼児教育が大切」と言いました。学習や教材の与え方はただ早ければいいというわけではありません。幼児の知能の発達には順次性があってA→B→Cと段階を踏んで発達していくのです。ピアジェ博士の理論は幼児教育の重要な基礎理論であり、現代でも先端のものとして認められています。また、ピアジェは「子供は独自の理論をつくり、実験を繰り返す小さな科学者である」といいました。小さいうちから専門的知識を教えられるより、子供たち自身が理論を組み立てる、理論を作り直す練習を重ねることが重要であるということです。せっかく子供が思いついたのに、周囲の大人が「惜しい、本当はこういう仕組みなんだ」といつも教えていると、そのうち子供は考えることをやめてしまうでしょう。子供たちは知識を注がれるのを待っている容器ではないのです。
園では、ピアジェ理論に基づいた教育を、特別教材『かず・ことば ぺたぺたシールあそび』を利用して実践します。『かず・ことば ぺたぺたシールあそび』は何度も貼ったり剥がしたりでき、失敗することを恐れず、楽しく繰り返すことができます。
見たり、聴いたり、味わったり、五感を通じて感覚的に受け止めるのが「感受性」であり、より理性的に考えたり、具体的に表現できることを「感性」と言います。従って、マ-チング・器楽合奏を勉強することは感受性を豊かにするだけではありません。わかば幼稚園の音楽教育「責任感・協調性・表現力・芸術性・身体能力」が具体的な「感性」になります。
これは各家庭でも基本的に出来る事ですが集団の中ではより強調され、さらなる表現が必要な場合があります。その例として表現発表会にはかなりの「集中力」が発揮されます。
それは精神年齢が上がるにつれ難しくなりますが、園児は大人の2、3割増しになり、真剣な顔の表情や身長が急に伸びたかのような凛々しい姿となって表れます。やり遂げ、満足し自信に溢れた表情をしています。この時正に感性が豊かに養われております。
広い園庭で毎日のようにいきいきと遊ぶ子どもたち。多い時は1日2,3回も外に出て遊びます。保育教諭たちも鬼ごっこなどで一緒に走り回っています。専門家による運動遊び指導、水泳指導を受けることで卒園するまでに逆上がりをしたりクロールで泳いだりするようになります。
運動の上達・成功体験から生まれる「やればできる」という自信を「運動有能感」といいます。運動有能感で作られた自信は運動する時だけでなく、勉強の時、友達との交流の時など日常のあらゆる場面で役立ちます。また適度な運動は脳を成長させるタンパク質やホルモン分泌を促進させます。
静大・芳賀教授に指導を受けながら、アートを通して子どもたち1人ひとりの感性、自信、自己肯定感を育んでいます。
乳幼児期の絵の発達は世界中で同じ道筋をたどるといわれています。1歳半からのなぐりがきの時期を経て、2歳半頃から4歳ごろは象徴期。可愛らしい頭足人のような人が表れたりします。5歳から8歳ごろは図式期。太陽、花、家などを記号(図式)的に描いたり、レントゲン画法や擬人化を用いたり。園児はその時その時の貴重なアートの世界を十分に楽しみます。
また園庭いっぱいに広がった大きな白い布にみんなで絵具を塗るなどダイナミックなアート活動も行います。園児たちは心を解放させて自分の思いを表出させます。皆と会話をしながら積極性、自主性、豊かな感性を伸ばしていきます。「見て!見て!」の子どもたちの見立てをたくさん褒めながら創造力を育んでいきます。
英語教育システムGrapeSEED(グレープシード)を用いた特別な英語教育を行っています。
年長児、年中児を対象とした英語特進クラス「グローバルクラス」、卒園した小学生を対象にした「放課後英語クラブ」があります。
GrapeSEEDは仙台を発祥の地とする英語プログラムで、現在世界で約4万5千人のこども達が受講しています。年中児から毎日のレッスンを欠かさず行うことで驚異的なスピードで英語を身につけていきます。将来世界で活躍するバイリンガルを目指します。
年長児、年中児を対象とした特別な英語教育を行う「グローバルクラス」を開設しました。クラスの子ども全員で週4回のGrapeSEED英語レッスンを受けます。毎日の積み重ねで英語を「聞く」「話す」力が養われていきます。
卒園後も継続して英語教育システムGrapeSEEDで英語学習ができるように小学生を対象にした英語クラブを開設しました。
小学6年生までレッスンを受けることができます。